【体験談】マンション1階10年→一戸建て8年住んで分かったリアルな違い

マンションと一戸建てを天秤で比較するイメージ画像

マンションにするか、一戸建てにするか。

住宅購入を考えたとき、この選択で迷うことはありませんか?
比較する項目が多岐に渡るため「結局どっちがいいのか?」と悩むのは自然なことです。

私はこれまでに

・新築分譲マンション(野村不動産|プラウド1階居室)に10年居住(ローン完済)
・現在は建売一戸建て(東栄住宅|ブルーミングガーデン)に8年居住

という両方の経験をしています。

結論を先に言えば、どちらにも明確な長所と短所がありました。

広告や一般論ではなく、
実際に住んで感じたメリット・デメリット、
お金の違い、生活ストレスの違いなどを正直に紹介したいと思います。

この記事では、
「どちらが正解か」ではなく、
「あなたに向いているのはどちらか」を判断する材料を提供します。

目次

マンション1階で後悔したこと

私は10年住んでいたのは、約100戸の分譲マンション 1階です。

まずは正直な話から。

上階の足音

集合住宅では定番の「音の問題」です。

上階から子どもが縄跳びをしているようなリズミカな音が何度か発生しました。一度始まるとなかなか収まらない..

ある日、たまらず苦情を言いに行ったところ、本当にお子さんが縄跳びをしていたようで驚きました😫

マンションは鉄筋コンクリート造(RC造)のため、「静か」と思われがちですが、「音の問題」は他の住戸でも度々耳にしていました。「音の問題」は感じ方に個人差があるため非常に悩ましい。個人的には居室の左右よりも上下階の騒音トラブルの方が多い印象でした。

エントランスの子ども問題

夏休みにもなるとエントランスで子ども達が走り回る光景が増えます。時にはサッカーボールで遊ぶ子どもまで現れる始末😭 一階居室にありがちな騒音問題の一つです。最初は我慢していましたが、そこそこ本気で叱ったこともありました。

このご時世、他人の子どもを叱ることには抵抗があるかもしれませんが、管理人さんがいるとはいえ、個々の騒音問題は自分自身でも対応しないと改善は難しかった印象を持っています。

専用庭前の路駐とアイドリング

一階居室の専用庭は柵と植栽で外からは見えにくい設計になっていました。

しかし、目の前の道路に長時間路駐&アイドリングをされると、やはり気になるものです。

時間帯によっては声をかけたり、警察に通報したこともありました。

1階は地面に近い分、外部の影響を受けやすいという傾向はあるかと思います。

洗濯物の盗難

ある日、娘の水着がなくなったことがあります。

その頃、下着泥棒の噂がありました。

それ以降、干し方を変えました。

1階は生活動線に優れ便利ですが、この種のリスクもゼロではありません。

集中豪雨の不安

私が子どもの頃と比べると、日本の気候は少しずつ変わってきている様に感じます。

1時間70mmほどの豪雨の際、エントランスまで水が侵入したことがありました。

幸い豪雨は長時間続かなかったこともあり、居室への浸水被害はありませんでしたが、1階は浸水リスクを意識する必要もあります。

それでもマンションを買って良かった理由

断熱性と光熱費

10年間、壁紙の亀裂なし。
※内部リンク;建売一戸建て築8年レビュー記事(壁紙亀裂の紹介)

冬はエアコン+床暖房で十分快適。
ガスファンヒーターまでは不要。

夏も冷房効率が良い。

体感では木造一戸建てよりも年間5万円ほど光熱費が節約できる印象です。
(私は光熱費はあまり気にせず、冷暖房を我慢しないタイプであることを補足しておきます)

湿気は感じなかった

1階は湿気が多いと言われますが、体感としてはありませんでした。

但し、他の中古物件(築8年)を夏場に内見したときは湿気やカビ臭さを感じました。

建物品質の差によるところもあるかもしれません。

セキュリティの安心感

なんといってもオートロック。

旅行中もなんとなく安心感が違います。

セールス対応のストレスも一戸建てに比べると少し低く感じます。
エントランス前のインターホンから居室までが離れている(距離がある)せいかもしれません。

管理の楽さ

  • 共有部清掃
  • 植栽管理
  • 排水管高圧洗浄(3年毎)
  • シロアリ対策不要

もちろん共益費(毎月1.5万円前後)は発生しますが、このような管理はすべて管理会社が対応してくれます。

一戸建てに住んで感じるメリット

現在は建売一戸建てに住んでいます。

日常生活におけるストレスはゼロではありませんが、マンションに比べると少なく感じます。

静かさ

マンション住まいの経験から、私は他人の音がストレスに感じる方かもしれません。

ただ不思議なもので、自分の家族の音はストレスに感じないのです。

2階で子どもが友達と遊んでいる時の音は、むしろ微笑ましくさえ思います。

他人の音は騒音。家族の音は生活音といったところでしょうか。

これは両方に住んでみて、認識したことです。

したがって、こういった感覚的なものは人によるところがあります。奥さんは自分の子どもだろうが、うるさいものはうるさいようです。

収納力

納戸とグルニエの存在は大きく、アウトドアグッズや非常災害用品など使用頻度の低い物をまとめられます。

その結果、生活空間が広く使え、生活動線が整いやすいです。

現在、クローゼットは衣類をメインとして3割程度は空き空間を確保しています。収納スペースはパンパンに詰め込むと使いにくくなるので、収納力の高さは日常生活のクオリティが一段上がる印象です。

庭の自由

・植木を撤去して自転車置き場に変更。
・汚れやすいアウトドア用品などは物置を設置して収納
・人工芝などのカスタムも可能

”自由”は一戸建ての本質であり、庭はその特徴の一つとも言えます。

トイレが2つ

地味ですが強いです。

朝のバタバタが減ります。

セールスのインターホン

インターホンと玄関までの距離が近いため、知らない人が来ると無意識に警戒心は高まります。

基本的には居留守を使いますが、敷地からセールスマンが出るまで、モニターで様子を確認することも。

居留守にイラついて自家用車にいたずらされるリスクなども頭の片隅にありますが、今のところは問題なしです。

頻度としては月に3〜4回程度なので、実生活に支障はありません。

駐車・洗車・EV充電

家で洗車が可能。と言いながら、私自身は洗車機派です(笑)

EV充電設備も設置できます。200Vコンセント+簡易ケーブルであれば 5~10万円くらい を見ておけばよいです。

一戸建ては生活インフラを自分で最適化できる優位性があると思います。

一戸建てで後悔しそうなポイント

強制されない怖さ

一戸建てのメリットは自由度の高さですが、言い換えれば「全てを自分で管理する」必要があります。

最も代表的なのが外壁塗装やシロアリ対策などのメンテ費用です。10〜15年間で100万〜150万円ほど見ておけば大けがはないと思います。金額だけ見ればマンションの修繕積立金程度ですが、自己管理と強制徴収ではマネジメントのレベルが異なると私は思います。

庭の草むしりなど、手間の部分の自己管理も必要です。

災害時の備え

マンションにもよると思いますが、災害時の備えは管理組合でも一定の備えをしているケースもありますし、建物自体が台風や地震などの災害には比較的強い印象です。

一戸建ての場合は非常食や災害グッズ、災害が発生した場合の行動計画も基本的には自己管理になります。

町内会の役回りや近隣関係

私が住んでいたマンションは100戸以上あり、マンション自体が町内会の区分の一つになっていました。分母が多いので役回りの周期が長く、忘れた頃にしか役が回ってきません。

地域にもよるとは思いますが、一戸建てエリアの場合は分母が少ないことで役回りの周期も短く、近隣住民との距離感も比較的近い気がします。例えば、近所を散歩している時に人と顔を合わせても、マンション住まいの場合は同じマンションの住民であることすら気づかない程の距離感といえば伝わるでしょうか?

一戸建てエリアの場合は、ちょっとしたあいさつをする頻度が増えるかもしれません。

お金だけの話(リセール)

以前購入した新築マンションは築21年でローン完済。現在は前妻と子どもが住んでいます。現在の建売一戸建ては私と家族が住んでおり、築8年となりましたが、まだローンは残っています。

どちらも現在の中古相場は購入時の価格を上回っており、数字だけを見ると「良い買い物が出来ている」と言えるかもしれません。私の場合はマンションの方が築年数を考慮するとリセールが良い結果となっています。

どちらの物件も最寄り駅までは徒歩10〜15分程度、最寄り駅から総合駅(JR、地下鉄)までは10分程度と立地はそこそこ良いのは共通点として挙げられます。

とはいえ、不動産に絶対はありません。昨今の住宅価格上昇の影響でたまたま今の段階では、ということだけです。

未来は誰にも分からない。ある意味、マンション、一戸建てに関係なく、お金だけで考えた場合、マイホーム購入はギャンブル要素があると私は考えています。ある意味、賃貸が最強という声に異論はありません。

但し、知識でリスクは一定量下げられるとも思います。最低限やって欲しいのは以下の2つです。

① 相場を知る(不動産サイト、現場に足を運ぶ)
② エリアの価格推移を確認する

私のような庶民はリセールも大事だと考えています。なぜ私がここまでリセールに拘るのか?それは今後の記事で紹介します。

ちなみに、実際に売却した場合、仲介手数料、ハウスクリーニング、登記・印紙代などが発生するため、手元に入る金額は売出価格の90%程度と考えておいた方が良いでしょう。

また、一般的に不動産はすぐ売れるわけではないため、売出価格相場の80%くらいで見ておくと、より安全かもしれません。

結局どちらが向いている人?

ここでは、地方都市・4,000万円前後

という前提で私の独断で設定した、マンションと一戸建ての特徴比較です。もちろん、周辺環境や建築物件の状態によるところもあると思います。あくまで「考えるための整理表」としてご覧ください。

項目マンション一戸建て
立地駅近が多い郊外が多い
土地所有なし(共有持分)あり
月額固定費管理費・修繕積立金あり基本なし(自己積立)
修繕計画管理組合主導自己判断
騒音上下左右あり隣接のみ
防犯高い傾向自己対策
将来売却立地依存土地評価依存
老後ワンフロアで楽階段問題あり

結論|後悔しないために

マンションか、一戸建てか。

一般論と合わせて私が重要だと思うのは、

・自分の性格や価値観に基づき、生活ストレスが少ない方を選ぶ
・将来売る前提も考えてみること

もしくは自分の価値観とも照らし合わせて、

・利便性を優先するのか
・資産性を優先するのか
・生活の静けさを優先するのか

というように、優先順位で考えてみるのもアリかもしれません。

とはいえ、この記事に挙げた比較はあくまで材料です。
最後に決めるのはあなた自身。

この記事が、皆さんのマイホーム購入検討の一助になれば嬉しく思います。

「筆者:ハブ(Hub)」

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この記事を書いた人

50代エンジニア、ハブ(Hub)です。 某大手企業で「忖度なし・他力活用」を武器に、高査定を維持しながら自分軸で働くサバイバル術を実践中。年の差再婚、自閉症児の育児、2度の住宅購入といった波乱の経験を「人生のデバッグ」と捉え、50代からの再起動ログを発信。読者の皆さんと共に、人生の最適化を目指します。

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