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マイホームを買うとき、どうしても気になるのは「毎月のローン」ですよね。
でも実際に住み始めてから強く感じるのは、
本当に効いてくるのは“維持費”の方だということです。
私自身、築8年の建売一戸建てに住んでいますが、
- 固定資産税
- 火災保険
- 修繕費
- 設備の交換費用
など、想像していた以上に「じわじわ効く出費」があります。
実は、私はマイホームの購入時点では、ここまで具体的に理解できていませんでした。
この記事では、
- 現実的な維持費のリアル
- 住宅メーカー提示の「維持費プラン」とのズレ
- 8年住んで見えてきた“本当の必要額”
を、すべて公開します。
結論から言うと、
一戸建ての維持費は
月4万〜5万円が現実ラインです。
この記事では、
その内訳と「なぜそうなるのか」を
すべて具体的な数字で解説します。ぜひ最後までご覧ください。
固定資産税|最初の5年は安いが、その後は上がる
まずは固定資産税です。
我が家の実績データは以下の通り。
対象物件(3LDK+納戸+グルニエ付き、土地;120㎡、建物;98㎡)の実体験ベースになります。
■初期5年間(軽減期間あり)
- 平成30年:10万円程度(領収書紛失のため記憶ベース)
- 令和元年:10万円程度(同上)
- 令和2年:106,300円
- 令和3年:96,800円
- 令和4年:96,800円
■直近(軽減措置終了後)
- 令和5年:147,500円
- 令和6年:148,300円
- 令和7年:148,900円
見ての通り、
👉約10万円 → 約15万円へ上昇
しています。
これは住宅購入時に適用される軽減措置が終了したためです。我が家のブルーミングガーデンは「長期優良住宅」であるため、固定資産税の減額措置が5年間となっています。
固定資産税は「最初の金額」で判断してはいけません。
火災保険・地震保険|正直、よく分からず契約した
購入当時、私は保険の知識がほぼゼロでした。
そのため、銀行に勧められるがまま契約しました。
■契約内容
- 火災保険(10年):175,700円
- 地震保険(5年):48,230円
その後、5年経過時に地震保険の更新案内が来ました。
- 更新費用:34,500円(5年)
ただ、現在の私は
「地震保険は費用対効果が低い」
と考えており、地震保険の更新はしませんでした。
「当初は保険の特徴を理解せず、保険会社の比較もせずに契約したのはもったいなかった」と思っています。
火災保険は会社によっても保険料が大きく変わります。
同じ条件でも数万円単位で差が出ることもあるため、
一度は比較しておいた方が良いかと思います。
シロアリ防蟻工事|5年ごとに約10万円
5年目の定期点検時に、防蟻工事を実施しました。
- 費用:約107,000円
建売住宅では、引き渡しから5年保証がついているケースが多く、
その更新として実施する形です。
なお、
10年目はリピート割引で20%オフ
とのことでした。
参考サイト;ブルーミングリフォームWEBサイト|シロアリ予防(防蟻)5年保証 リピート割引
これはほぼ避けられない定期コストです。
後付け設備(ベランダ屋根)|意外と見落としがちな費用
我が家では、ベランダ屋根を後付けしました。
- 費用:約70,000円
設置した理由はシンプルで、
・急な雨対策
・ベランダの汚れ防止
です
実際に使ってみて
「これは最初からあった方がいい」
と思いました。
我が家は”エクスショップ”から申し込んでベランダ屋根を設置してもらいました。
メーカーの維持費計画は足りるのか?
ブルーミングガーデンの戸建て購入時、住宅メーカーから
「維持保全計画書」をもらいました。
- 月1万円の積立
- 5年ごと防蟻:約10万円
- 10年ごと大規模修繕:約110万円
一見、これで足りそうにも見えますが…
私は足りないと思っています。

左の写真は私がブルーミングガーデンの建売一戸建てを購入した際に住宅メーカーから受け取った「維持・保全資金計画表」です。
あくまで「建物の維持保全費」であるため、主な項目としては「外壁や屋根の塗装」、「防蟻施工」となります。
但し実際に「住居として住む」為には、給湯器や水回りの設備更新費用なども発生することを認識しておく必要があるはずです。
ちなみに外壁や屋根の塗装は金額が大きいため、
業者選びで数十万円単位で差が出ることもあります。
優良な外壁塗装工務店を紹介するサービス利用も良いかと思います。
理由①|給湯器が想像以上に高すぎる
給湯器の寿命は10〜15年と言われています。
我が家のタイプは床暖房にも対応している高機能モデルであり、
交換費用:約80万円
これは計画書に含まれていません。
理由②|食洗機などの設備も壊れる
- 食洗機:約20万円
これも同様に計画外。
理由③|細かいランニングコスト
浄水器のカートリッジ交換:約1.2万円/年
我が家のキッチンの蛇口はタカギ製の蛇口一体型浄水器です。
マイホーム購入時からついている設備です。
大掛かりな浄水器を置く必要もなく、飲み水としても安心で美味しく重宝しています。
浄水カートリッジは定期的に交換する必要があるため、タカギの定期お届けサービスを利用しています。
タカギの浄水カートリッジには3種類あり、定期交換頻度も選べます。
我が家で使っているのは「標準タイプ、4か月交換」最もリーズナブルな組み合わせです。
我が家は都市部の中でも水道水がおいしいと言われている地域でもあり上記の組み合わせでも十分な効果を実感しています。
以上のようにマイホームの維持には見えないコストが多いです。
定期お届けサービスは4か月スパンが最大です。もう少し交換頻度を減らしたい方はECサイトでの購入もできます。
もう一歩踏み込んだ現実|長期で見ると維持費はさらに増える
ここまでの内容から、
私は「維持費は月3万円」が現実的なラインと考えています。
<維持費、月3万円の内訳概算>
10年毎:配管外壁や屋根の塗装、給排水管メンテなど 110万円(月割0.92万円)
5年毎:防蟻施工 10万円 (月割0.17万円)
10年毎:給湯器交換 80万円 (月割0.67万円)
10年毎:食洗機 20万円(月割0.17万円)
1年毎:浄水カートリッジ交換 1.2万円 (月割0.1万円)
10年毎;火災保険 18万円(月割0.15万円)
1年毎;固定資産税 15万円(月割1.2万円)
全て合計すると、月割で3.38万円です!
ただし、これはあくまで最低限ライン。
もう少し長期目線で考えると、見え方は変わります。
さらに、20年・30年と住むことを考えると、
- キッチンやトイレなどの水回り設備の交換
- 壁紙の張り替え
といったリフォーム費用も発生します。
私の感覚では、
これらを合わせて300万円程度は見ておいた方が安心です。
- キッチン: 100万円
- お風呂:100万円
- トイレ2つ:50万円
- 壁紙交換(全室)50万円
あくまで「快適に住み続けたい」という価値観がベース。
その時代のそれなりのグレードの設備交換を想定しています。
私が一戸建てを購入する際の理由の一つが「快適な住環境」でした。
したがって、この長期目線のリフォーム費用を想定しないというのは矛盾します。
私のマイホーム選びの価値観や8年間住んでみてのレビューは以下の記事で紹介しています👇
上記のリフォーム費用を20年で月換算すると、
さらに月割1.25万円です。
つまり最終的には、
月4万円〜5万円程度の維持費
これが現実的なラインということが見えてきます。
当然、エンジニア的には上限寄りの5万円で考えており、毎月のローン返済とは別に毎月5万円の積立をしています。確実に先の出費として消えていくお金だからです。
尚、リフォーム費用は「20年間は使わないお金」という視点から、この分の積立はインデックス投資信託(eMAXIS Slim 全世界株式)で運用しています。
一戸建て vs 賃貸|お金だけならどちらが有利か
この点については結論はシンプルです。
お金だけなら賃貸の方が有利と私は考えています。
理由は
・修繕費が不要
・設備交換も不要
この点は別記事でも触れていますが、
一戸建ては
「自由と引き換えに自己責任」
何かを得るために何かを負うのは自然なことですが、お金と感情は別物であることをきちんと理解した上で後悔のない選択をしてほしいと思います。
ちなみに「お金だけなら賃貸が有利」と理解した上で、
それでも私が一戸建てを選んだ理由は別にあります。
実体験ベースでまとめた記事はこちら👇
節約するならここ|実体験からの気づき給湯器スペックの最適化
私から維持費削減の提案を一つしたいと思います。
👉給湯器のスペックを見直す
床暖房対応の高機能モデルは高額ですが、
・床暖房を使わない
・ガスヒーターで代用
と割り切れば、約20万円は削減可能です。
実際に我が家では、
・ガスヒーター導入
・冬は床暖房とエアコン不要
となり、
冬の光熱費は約5,000円削減できました。
まとめ
一戸建ての維持費は、
「なんとなく」で考えると現実とズレます。
今回のポイントをまとめます。
- 固定資産税は途中で上がる
- 保険は必要なものに絞る、保険会社を比較(私は地震保険不要派)
- 修繕費は想定より高い
- 設備交換は確実に発生するため維持費として準備する
- 長期で見るとリフォーム費用も維持費
そして最終的に私が感じているのは、
一戸建てはやはり贅沢品だということです。
もちろん、
- 静かさ
- 自由度
- 生活の快適さ
といったリターンは確実にあります。
ただ、お金だけで見れば、
賃貸の方が有利
これは事実だと思います。
最終的には、
価値観と費用のバランスに納得できるかどうか
これに尽きると思うのです。
・コストを抑えたいのか
・快適で自由な住環境を優先するのか
このあたりをしっかりと具体的な金額で定量的に整理した上で、
住宅購入の判断をすることをおすすめしたいと思います。
「筆者:ハブ(Hub)」


