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この記事を読むと、以下のことが分かります。
✅ リビング階段の寒さ対策として何が有効か
✅ カーテン・ロールスクリーンどちらが実用的か
✅ 夏は逆に快適な理由
✅ 音・プライバシー・子育てへの影響がリアルに分かる
✅ リビング階段を選んで良かったと思う理由
マイホームを検討する時、リビング階段にするかどうかで迷う方は多いと思います。
「冬が寒いらしい」「後悔している人が多い」——そんな声をネットで見て不安になっていませんか?
結論から言います。
リビング階段を選んで、後悔していません。ただし対策は必要でした。
私がこの家を選んだ理由のひとつが、リビング階段の間取りでした。同じ区画内の他の物件は廊下階段で、同じLDK面積でもリビングが細長く、明らかに狭く感じました。リビング階段にすることで空間が広く感じられ、デザインのアクセントにもなる。それが決め手のひとつでした。
住んで8年。冬の寒さ、子育て中の安全対策、音の問題——実際に経験したことをそのままお伝えします。
我が家のリビング階段|間取りと採用の理由
リビング階段とは、廊下ではなくリビングの中に階段が設置されている間取りです。
我が家は3LDK、LDK18.5帖。玄関から入るとリビングがあり、リビングを通らないと2階の各部屋には行けません。帰宅も外出も、必ずリビングを通る動線です。(※下の間取り図は参考イメージ)

同じ区画の他の物件は廊下階段で、LDKの面積は同等でもリビングが細長く、体感的に狭く感じました。リビング階段にすることで空間のまとまりが生まれ、部屋が広く感じられます。これは住んでからも変わらない印象です。
冬の寒さ問題|対策の全記録
リビング階段の最大のデメリットは、冬の寒さです。階段の上から冷たい空気が流れ込んでくる。これは実際に住んでみて最初に感じたことでした。
カーテンかロールスクリーンか
寒さ対策として検索すると「ロールスクリーン」もよく出てきます。下記のようなタイプです。

私も検討しましたが、開閉の手間がネックと判断してやめました。 毎日使うものなので、開け閉めが楽なカーテン式を選んで正解だったと思っています。また、階段に手すりがある場合は手すり部分を避けないといけません。そうすると階段横に隙間ができるため寒さ対策の効果も低下してしまいます。
カーテンの設置内容(我が家の具体例)
・タイプ:突っ張り棒+リング付きカーテン
・階段の幅:78cm
・カーテン横幅:120cm(アコーディオンカーテン)
・カーテン丈:215cm
・設置位置:階段の3段目あたり
左の写真は我が家のリビング階段にカーテンを設置した冬バージョン。右の写真が冬以外バージョンです。手すり上側のカーテンをピンで壁に固定しています。こうすることで手すり側のカーテン隙間を最小限に抑えることが可能です。ロールスクリーンではこれが出来ません。カーテンの開閉は手すりの反対側となります。


我が家に設置しているカーテンはこちら👇
このカーテンはプリーツ加工がしっかりしていて見栄えも非常に良いと思います。しかも好みのサイズに1cm単位でオーダーが可能です。
サイズの決め方は商品HPに詳しく記載されていますが、このカーテンの横幅寸法は設置幅の1.2〜2倍がメーカー推奨となっています。
我が家は1.53倍でオーダーしました。プリーツが非常に綺麗なカーテンですので、好みによりますが、見た目重視ならば1.7〜1.8倍くらいでも良かったかもしれません。
色は部屋の印象に合わせると良いと思いますが、我が家は階段とフローリングに合わせて同系色(ベージュ)にしています。
このカーテンを設置することで、階段からの冷気の流れが明らかに抑えられました。体感としてはかなり違います。
暖房器具の見直し(暖房費はどうか?)
カーテンと合わせて、暖房器具も見直しました。
子どもが小さい頃: エアコン+床暖房+カーテンの3点セット
現在: ガスヒーター+カーテンのみ
ガスヒーターへの切り替えで、冬の光熱費は約5,000円削減できました。ただしこれはリビング階段というよりも、暖房器具の選択によるところが大きいです。
ちなみに我が家は木造11畳用(中型35号)のタイプを使っています。LDK18.5帖ですが設定温度まで部屋は温まります。これについては部屋の断熱性(熱損失)にもよると思います。
木造15畳用(大型50号)は本体価格は高いですが、メリットは出力できる最大熱量が大きいため早く設定温度に到達すること。予算に余裕があるのであれば50号がおすすめです。
また、ガスファンヒーターは冬になると欠品になることも多く販売価格も上がる傾向にあるため、寒くなる前に購入することをおすすめします。
木造住宅という特性上、断熱性は鉄筋マンションよりは劣ります。リビング階段でなくとも暖房機器の変更はしていたと思います。
したがってリビング階段特有の寒さ対策費としてはカーテン設置費用のみです。リビング階段だからといって暖房費が極端に上がるということは、それほど無いように思います。
※一戸建て全体の維持費・光熱費については、こちらの記事で👇詳しくまとめています。
夏はどうか|実は快適な理由
夏については、ほとんど問題を感じていません。
暖かい空気は上に上がる性質があるため、1階リビングはエアコン冷房が効きやすい環境です。2階の廊下はかなり暑くなりますが、各部屋にエアコンを設置しているため生活上の支障はありません。
冬対策さえ整えれば、夏は快適に過ごせます。
音・プライバシーへの影響|想定するほど問題なし
リビング階段で心配されやすいのが「音の問題」です。
実際のところ、気になったことはほとんどありません。
私がリモート勤務の際、2階でWEB会議をしていても、1階の妻から何か言われたことはありません。逆に夜、私がリビングで動画を見たり、ソフトダーツ(ソフトボードはハードボードよりも音が出ます)の練習をしていても、2階で就寝している家族から注意されたこともありません。
建物構造によっても変わるかもしれませんが、我が家ではリビング階段による音の問題は特にないというのが結論になります。
子育てへの影響|メリットの方が大きかった
子どもが小さい時期の転落防止
子どもが小さい頃は、階段入り口に柵を設置しました。費用はECサイトで5,000円前後。自動で扉が閉まるタイプであるため、開け閉めの手間はそれほど気になりませんでした。

小さいお子さんがいる場合は安全対策は必須です。
・自動で閉まるタイプがおすすめ
・設置も簡単
・価格は5,000円前後
帰宅時に子どもの様子がすぐ分かる
リビングを通らないと2階に行けない動線のため、子どもが学校から帰ってきた時に必ず顔を合わせられます。様子をすぐ確認できることは、親としても安心感があります。
子どもは自分の部屋に行かずにそのままダイニングテーブルで宿題をすることが多いです。自然と家族全員がリビングで過ごす時間が増えお気に入りの空間となっています。冷暖房費的にも効率的です。
夫婦のコミュニケーション(おまけ)
そう滅多にはありませんが、夫婦喧嘩をしても顔を合わせざるを得ない構造です。結果として仲直りも早くなります(笑)。
リビング階段を選んで良かった理由
デメリットが多く語られがちなリビング階段ですが、総合的にはメリットの方が多いと思います。
- リビングが広く感じられる
- 視線の抜けができる
- 空間に立体感が出る(デザインアクセント)
- 家族の気配を自然に感じられる
この家を選んだ理由のひとつがリビング階段でした。同じ面積でも廊下階段の物件より明らかに開放感がある。住んでからも、その印象は変わっていません。
リビング階段はこんな人におすすめ
おすすめできる人
- 家族のコミュニケーションを大切にしたい人
- 開放感・デザイン性を重視する人
- 寒さ対策をひと工夫できる人
慎重に検討すべき人
- 冬の暖房効率を最優先にしたい人(※完全には階段からの冷気をなくすことは出来ないため)
- 2階のプライバシーを強く重視する人(※音に関する感度は人によるため)
※我が家が選んだブルーミングガーデンについてはこちらの記事👇も参考にご覧ください。
まとめ
リビング階段は、
「寒いからやめた方がいい」という声も多いですが、
8年住んだ結論ははっきりしています。
寒さは事実。でも対策をすれば問題はない。
実際にやった対策はシンプルで、
- カーテンで冷気を遮る
- 暖房器具を見直す
これだけです。
この2つで、冬の不満はほぼ解消できました。
そのうえで感じているメリットは、
- リビングが広く感じる
- 家族の動線が自然になる
- コミュニケーションが増える
という“日常の快適さ”。
特に、
「家族の気配を感じられる家にしたい人」にはかなり相性が良い間取り
だと思います。
一方で、
- 冷暖房効率を最優先にしたい
- 空間を完全に分けたい
こういう人には向かない可能性があります。
だからこそ重要なのは、
デメリットを理解した上で選ぶこと
その上で対策をすれば、
リビング階段は十分に“満足できる選択”になります。
「筆者:ハブ(Hub)


