今回は、会社を変えるつもりで始めた転職活動が、自分の人生を見直すきっかけになった話です。
この記事でわかること。
✅50代で転職活動を始めた理由
✅最終面接当日の朝に価値観が変わった出来事
✅転職活動をして分かった自分の市場価値
✅転職活動を通じて見えた「本当にやりたいこと」
最終面接の日、私はスーツではなく民泊オフ会にいました
最終面接の日。私はスーツ姿ではなく、民泊オフ会に参加していました。
数時間後には人生を左右するかもしれない最終面接。
それなのに、オフ会からの帰り道には、私はもう答えを出していました。
「内定が出ても断ろう。」
結局、その会社には入社しませんでした。
でも私は、この転職活動をやって本当に良かったと思っています。
会社を変えるために始めた活動でしたが、最後に変わったのは会社ではなく、
自分自身の考え方でした。
今回は、その経緯を書いてみます。
なぜ転職活動を始めたのか
現在の私は、メーカーで機械系エンジニアとして働いています。
残業は少なく、在宅勤務が中心。年収も客観的に見れば恵まれた環境です。
それでも転職活動を始めました。
理由は二つです。
理由① 市場価値を知りたかった
53歳
30年ほどエンジニアとして働いてきました。
でも、
「会社の外では、自分はいくらと評価されるんだろう?」
その答えを知らないまま定年を迎えることに、漠然としたモヤモヤがありました。
理由② 年収アップできる可能性を試したかった
これまで、
・海外工場とのプロジェクト
・コスト削減
・ファシリテーション
など、自分なりに経験を積んできました。
もし、それをもっと評価してくれる会社があるなら、一度挑戦してみたい。
そんな気持ちもありました。
2社へ応募しました
転職活動では、2社への応募を並行して進めました。
① 技術系エンジニアリング企業(JACリクルートメント経由)
50代・技術職の転職に強いJACリクルートメントから紹介を受けた非公開求人です。
現職より高い年収を希望条件として応募し、書類選考を通過。
最終面接まで進みました。
② 大手コンサルティング会社(ビズリーチ経由)
こちらはビズリーチに登録した後、ヘッドハンターからスカウトを受けた案件です。
年収は現職より大幅アップが期待できるポジションでしたが、書類選考で不合格となりました。
この時点で、
「今の自分は市場でどのくらい評価されるのか」
がおおよそ見えてきました。
最終面接当日の朝、価値観が180度変わった
最終面接当日の午前中。
私は「リベシティ」の民泊オフ会に参加していました。
そこで出会った20代の男性。
児童養護施設で働きながら、民泊を3軒運営していました。
さらに、
副業の民泊収入は本業を超えているそうです。
ところが本人は、
「本業の仕事が好きなので、民泊だけで生活するつもりはありません。」
と言いました。
この一言が印象的でした。
私が気づいたこと
話を聞きながら、あることに気づきました。
個人事業には年収の上限がない。
サラリーマンは、会社の給与制度の中でしか収入は増えません。
一方、個人事業は、努力次第で青天井です。
もちろんリスクもあります。
でも、
その可能性にワクワクしました。
そして、もう一つ。
転職したら、民泊はできない。
現職は在宅勤務中心。副業との相性は非常に良い環境です。
一方、
転職先は出社が前提。民泊との両立はかなり難しくなります。
その瞬間、
頭の中で整理されました。
A:転職して年収アップを目指す
B:現職を続けながら民泊へ挑戦する
C:現状維持
私の答えは、
Bでした。
初期投資も計算した
民泊開業には約150万円かかると試算しました。
仮に全部失敗したとしても、生活は破綻しない。
数字で考えると、思っていたほど怖くありませんでした。
「やらない理由」がなくなった瞬間でした。
それでも最終面接は受けました
気持ちは決まっていました。
それでも面接を受けた理由は二つあります。
一つは、
ここまで支えてくださったエージェントへの礼儀。
もう一つは、
最後まで受けることで、自分の市場価値を確認したかったからです。
面接時間は約1時間。
手応えもありました。
でも、
私の答えは変わりませんでした。
結果
数日後。
結果は、
「現職と同程度の年収条件であれば採用可能」という回答でした。
つまり、希望条件には届きませんでした。
不思議なことに、悔しさはあまりありませんでした。
むしろ、
「なるほど、市場はこう評価するのか。」
という納得感の方が大きかったです。
転職活動で得たもの
今回得られたものは三つあります。
市場価値が分かった
自分の現在地を客観的に知ることができました。
30年のキャリアを言語化できた
職務経歴書を書く中で、
これまで当たり前だと思っていた経験が、
実は自分の強みだったことにも気づきました。
本当にやりたいことが見つかった
これが一番大きかったと思っています。
転職活動をしたからこそ、
「転職ではなく民泊運営」
という答えにたどり着きました。
動かなければ、この答えは見つかりませんでした。
50代だからこそ、一度転職活動をしてみてほしい
私は、50代の転職活動をおすすめします。
転職するためではありません。
自分を知るためです。
市場価値を知る。
キャリアを整理する。
これから本当にやりたいことを考える。
転職活動には、それだけでも十分価値があります。
そして、
活動しているうちに、
私のように
「転職以外の答え」
が見つかる人もいるかもしれません。
おわりに
転職活動を始めた頃は、会社を変えることが目的でした。
でも終わってみると、変わったのは会社ではなく、
自分自身の考え方でした。
自分の市場価値が分かった。
30年間のキャリアも整理できた。
そして、
これから本気で挑戦したいことも見つかりました。
結果的に私は、
転職ではなく民泊事業(副業)への挑戦を選びました。
この選択が正しかったかどうかは、まだ分かりません。
でも一つだけ言えることがあります。
動いたからこそ、この答えにたどり着けました。
これから始まる民泊への挑戦も、このブログで発信してしていきます。
「筆者:ハブ(Hub)」
